ハァ;全くひどい目に合いました。それでは次ですね。階を違えまして、今度は主人公と愉快な仲間達のお部屋です。3度目の正直!今度こそ期待していきます。

「はい」

「Trick or Treat!!」

「うわぁ!?」

まぁ驚いちゃって。将ちゃん可愛いv今の悲鳴(?)を聞きつけて、他のメンバーもぞろぞろと出てきたようです。

!なんて格好してんだ!?」

「俺が推測するに、ハロウィンの衣装ではないのか」

「不破くん大正解です!というわけで、お菓子をください♪」

水野くんの驚いた顔もす・て・きvvなにやら順調なすべりだし。思えば過去の人たちは全員ココからして間違っていたもの。

ついに本当のお菓子がもらえそうです!

「あ、僕ちょうど持ってたんですよ」

将ちゃん!もうお菓子よりあなたを食べたいvなんて言ってもいられませんね。将ちゃんが差し出してくれたのは2つの飴玉でした。可愛い〜vvv

予想通りもらえました!理想のお菓子が!やったよ神様!ではさっそくいただきます。

う゛っ・・・・!

な、何ですかこのアメは!この脂っこい味はまるで・・・。

「から揚げ?」

「はい!おいしいでしょ?」

そんなとびっきりの爽やかスマイルで言われても;将ちゃん、あんたどんな味覚してるんですか?

しょうがないですね、次です。お口直しに普通のものがほしいんですけど。ねぇ、ファンタジスタ水野くん。

「それじゃあ俺はコレを」

「コレはケーキですか?」

「あぁ、レアチーズケーキだ」

キャー!!水野くん、あなたは最高だ!あなたならきっと世界を代表するMFになれます!

お口直しお口直し♪栄光の瞬間が今、訪れます!

う゛っ・・・・!」←本日二回目

ケーキの神よ、これをケーキと呼んでもいいんですか?これはケーキへの冒涜ですよ!

「み、水野、くん・・・これはいったい・・・?」

「悪い、賞味期限が過ぎてたみたいだ」

逝ってこい(怒)レア過ぎますよ!あぁ、胃が痛い・・・!まさか水野くんまで変になってしまったなんて。これもハロウィンの呪いかもしれません。

きっと不破くんなら大丈夫ですよね。うん、きっと大丈夫ですよ。たぶん大丈夫です。いえ、大丈夫だといいなぁ・・・。(遠い目)

。俺からはコレをやろう」

「これはなんですか?」

「チョコレートだ」

ホラ、言ったとおりでしょ?不破くんなら大丈夫だと信じてましたよ。誰ですか?さっきと言ってることが違うなんて言ってる人は。

この香り、まさに本物のチョコレート!でも念には念を。小さくちぎっていただきましょうね。

ぐはっぁ!!!」←吐血

「なるほど。人体に著しい影響あり、と・・・」

メモってんな!ってか実験台ですか!?一口でこの程度なら、全部食べてたらどうなってたんでしょうか・・・(怯)なんか、若手芸人さんの気持ちがわかったような気がします。

これは史上最大級のお返しが必要ですね。フフフ・・・。

「いろいろとありがとうございました。これ、ほんのお礼です」

「逆ハロウィンか?面白いな」

笑っていられるのも今のうちですよ、水野くん。せいぜい苦しんでください。

「それじゃ、失礼します」

このあと聞こえてきた爆発音を聞いて、私は一人にやけていました。






























































前回よりもお菓子の凶悪さが増してる気がするのは私だけですか?

生きて帰れるのかなぁ・・・。

こうなったら意地でもまともなお菓子をもらいますよ!さぁ次の部屋はここですね!

「あれ、じゃない」

決意を新たにノックをしようとしたら、部屋主が廊下から現れてくれました。

「こんばんは、タッキー&天城!」

((なんかタッ○ー&翼みたいな言い方だな・・・))

「その格好、ハロウィンか?」

「そうですよ♪なのでTrick or Treat!!」

今度は選抜でも地味・・・もとい、しっかりとした方たちなのでまともなお菓子が期待できそうですね。

二人は部屋からそれぞれのお菓子を持ってきてくれました。

「僕からはこれ。口に合うかどうかわからないけど」

そのお心遣い痛み入ります!今までどれだけ口に合わなくてもそんな言葉かけられてもいませんでした(泣)

タッキーのお菓子はメロンパン!見た目、香り、共にベリーグッドです☆

長かったなぁ、この旅も・・・。ではでは!いただきます♪

パカっと二つに割ると、そこに見えるは大量の納豆。え?納豆?メロンパンじゃなくて?

「な、な、な、納豆ですか!?!?」

「うん、納豆」

うんって・・・そんなあっさり言わないでくださいよ。これじゃあメロンパンじゃないじゃないですか。

「メロンパンなんて一言も言ってないからね」

アレ?今声に出てた?まさか読まれた!?恐るべき、エスパー杉原;

もういいですよ。だいたいこんなことだろうとは思ってましたから。慣れって怖いですね。

お次は天城くんのお菓子を頂戴します。

「杉原のよりはマシだと思うが・・・」

その言葉を待ってました!さすがは天城くん、一般人の心をお持ちですね。どうやらこれはおにぎりのようです。

「ツナのおにぎりですか!おいしそうですv」

うん、今度は割ってみても大丈夫でした。本物のツナです。それでは遠慮なく♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
バタっ!

!?大丈夫か!?」

「て、んじょ、う・・・くん。こ、れは・・いつ、の・・・?」

「2、3年くらい前のだ」

天城、お前もか・・・・・。

2、3年って・・・。もう冗談じゃ済まされませんよ。立派な犯罪です。神様、私は何か悪いことしましたか?

「かずえが作った最後のおにぎりなんだ。そろそろ俺も吹っ切ろうと思ってな」

「そ、うです・・・か・・・・」(死)

吹っ切るなら自分を犠牲にしてください!もう未来が見えなくなってきました。

「それでは、私はこれで」

「また来てね、ちゃん」

二度と来るかボケェ!!しょうがないですね。今度はココをこうしてしまいましょう・・・。(にや)
































































さぁ、東京選抜最後はあの二人で締めくくりましょう!今回私は今まで以上の期待と不安に満ち溢れております。

たぶんお菓子のほうはまともでしょうが、お菓子をもらう前後が問題ですね。正気でいられる自信がないです。

恐る恐るノックをすると、中から可愛らしい方が出てきました。

「はい」

「翼さ・・・
ボフっ!!

「いきなり抱きつくな!」

や、やりますね翼さん。ヘッドロックとは。でも、そんな女の子にも容赦ないところも大好きですわv

「翼、止めとけ。仮にも女だぞ」

「こいつを女だと思ったことは一度もないけどね」

ひどいです、あんまりです。黒川君まで・・・。それでも私は翼さんが好きですvもちろん黒川くんもv

「それで、変な仮装してなにしにきたんだ?」

「変とは失礼な!立派な魔女ですよ。ハロウィンなのでお菓子をもらいにきました。Trick or Treat!!」

「はぁ?お菓子?お前今いくつだと思ってんだ?」

「悪ぃ、俺持ってねぇからいたずらでいいや」

のり悪っ!!ここまで悪い人たちもめずらしいですね。でも、なんとしてでもお菓子をもらいますよ。そのために今までどれだけ苦労してきたことか(ホロリ)

「私の心はいつでも子供もまんま純粋ですよvだからお菓子をください!」

「心じゃなくて頭だろ、ガキなのは。しょうがないな、今回だけ付き合ってやるよ」

「ありがとうございます!!!」

翼さんが渡してきたのはなんとジェラート!いったいどこから取り出したのか・・・。でもおいしそうですv

「これ、何味ですか?」

「そんなの食べてみればわかるよ」

「え、でも一応聞いておかないと・・・」

、俺の渡したお菓子が食べれないっていうの?まさかそんなことないよね。こっちが嫌々付き合ってあげてるんだから、感謝して然るべきだろ?それをあげたお菓子に文句つけようなんて意地の悪い人間にはまだなってないよな?いくら頭の悪いでもこのくらいのこと理解できて当然だよね。それともその頭はそんなことも理解できない不良品なの?」

マ、マシンガントーク恐るべし・・・。これはもう食べるしかない。食べないと私が殺される・・・!

「謹んで頂戴いたします」

「よろしい」

天国のお父さん、お母さん(死んでない)見ていてください。は立派に生き抜いてみせます。

「アレ?甘くない・・・むしろ辛い!!!!

ギャー!何味ですかこれ!?甘くないジェラートなんてジェラートじゃないですよ!ってか辛すぎ!!

舌燃やす気ですかぁ!?

「翼、もしかしてアレ・・・」

「カレーとからしのミックスだよ。今度出た新商品なんだけど、食べないほうがよさそうだね」

また実験台にされたんですか・・・。どうして選抜の人たちは自分が大好きなんですかね。人が苦しむ姿を見てそんなに楽しいですか!?み、水がほしい・・・!

「おい、大丈夫か?」

「黒川くん・・・」

そうだ!まだ全ての希望が失われたわけじゃない!選抜一の常識人、黒川くんがいるじゃないか!

「黒川君!お菓子を!どうかお菓子をください!」

「だから持ってねぇって」

「そこをなんとか!!!!」

もう残りはあなたしかいないんです!あなたは東京選抜最後の砦なんですよ!

「平凡なもんしかねぇぞ?」

「大歓迎です!っていうか平凡なものをください

そこで黒川くんが差し出してくれたのは板ガム一枚。やった、ついに・・・ついに・・・平凡なものが来た!

「ありがとう黒川くん!ここまで板ガムに感謝したのは生まれて初めてです!」

「あぁ、俺もここまで板ガムに感謝してる奴を見たのは生まれて初めてだよ」

これぞ正真正銘のお菓子!市販のもので私も食べたことのあるガムだから、味の保障は万全です!

やっと長い努力が報われました・・・!ありがとう、ハロウィンの神様!

「それでは、いただき・・・」

「おっとごめんよ」

全てがスローモーションに見えました。誰かに肩をぶつけられた衝撃で、床に落ちていく板ガム。

口に入れようとした瞬間の惨劇でした。

「あああああああああああああぁあぁぁあ!!!?!?!?!?!?!」

「ご愁傷様」

「ホント、運のないやつだな・・・」

私の板ガム、私のお菓子、私の苦労が報われる最初で最後のものが・・・。

ハロウィンの神様の・・・・・






「大バカ野郎ぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」






こうしてハロウィンの夜は更けていくのでありました。







-お・ま・け-

水野「なんで時限爆弾なんかしかけてあんだよ!」

風祭「水野くん!不破くんの頭から煙が!!」

不破「プシュー・・・」

水野「うわぁ!不破がショートした!」










杉原「そろそろシャワー浴びようかな。アレ?」

天城「どうした、杉原」

杉原「浴槽いっぱいに納豆が敷き詰められてるんだけど」

天城「まさかそんな・・・本当だ」

天城・杉原「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」