出会いなんてどこに落ちてるのかわからない













いつどこで、誰と知り合うかなんて













神様しか知らないこと

























































































思惑























































































まったく、と遊ぶといつもこうだわ・・・。



「ねぇ、!あそこの男の子かっこよくない!?」

「はぁ・・・;、もう何人目?」

「だってかっこいい人多いんだもーん♪あ、ほら!あそこの人たちも!」

「もういいから・・・」



親友のは男ハンティング、つまり逆ナンが大好き。だから、一緒に遊ぶと必ず1回はナンパする。

もう、付き合わされるこっちの身にもなってよ;

案の定、今日もはいい男を捜してる。今日は絶好調というか、もう3組も声をかけていた。



、今日は確か買い物に来たはずなんだけど・・・」

「いいじゃんいいじゃん♪あ、ねぇねぇ!あの人たち!今日の中で一番じゃない!?」

「えぇ〜また?」



ふと、が指差すほうを見る。そこには、確かに今日一番のかっこいい3人組がお店の前にあるスポーツ用品を見ていた。

年は私たちと同じくらい、だと思う。それにしてもモデル並にかっこいい。



「ね?かっこいいでしょ?」

「う、うん・・・」

「なになに〜照れてんの!?」

「て、照れてないよ!」

「わかったから、ちゃんの承諾も得たことだし、さっそくナンパしに行きましょう〜!」

「え!?ちょ、!」



どんどん先へ行ってしまうに手を引かれ、少し転びそうになりながらも少年たちへ近づいていく。

そして、茶髪の男の子の方を叩いた。



「お兄さんv」

「え?俺?」



うわぁ〜近くで見れば見るほどかっこいい!もしかして、どっかのモデル事務所とかに所属してるんじゃないのかな。

でもスポーツ用品見てるってことは、スポーツマンだったり?うーん、さぞかしモテるんだろうなぁ。



「お兄さんたち、今ヒマ?よかったら私たちと一緒に遊ばない?」

「ちょっと!」

「え!?なに、これ!ナンパって奴!?うわぁ〜俺ナンパされたの始めてだし!」

「なに興奮してるの、結人」

「・・・・・・」



結人と呼ばれた茶髪の少年は目を輝かせて私たちを見ている。

そりゃ逆ナンされた経験なんて初めてだろうね。私だってと知り合ってなきゃ、逆ナンなんてしないもん。



「ねぇ、あそぼ?も遊びたいよね?」

「え、私!?」

「いいよな!英士、一馬!俺たちもちょうどヒマだったし」

「俺はどっちでもいいよ。一馬はどうする?」

「お、俺は・・・」

「何照れてんだよー一馬!じゃあ全員一致ってことで!どこいく?」

「俺は何も言ってないだろ!?」



結人くんとはすっかり意気投合して、さっさと先に行ってしまった。

アジアンビューティーちっくな英士くんって言う人はそのあとを何も言わず着いていくし・・・。

取り残されたのは、私と一馬くん・・・だったかな。ふと隣を見ると、顔を真っ赤にした一馬くんが見えた。



「あの、すみません。友達が急に・・・」

「え!あ、いや、全然平気、だぜ//」



こういうの、慣れてないのかな。そうだよね、普通ナンパなんてしないし、されないよね。

とりあえず、先に行ってしまった3人を追うように私たちも人ごみを掻き分けた。

しかし。



「え!?いない!?」

「嘘!?」



どこを見てもたちの姿はない。一馬くんも必死に探しているけど、友達の姿は見当たらないようだ。

どうしよ、迷った!ってかはぐれた!とりあえずに電話・・・・と、そのとき。私のケータイが鳴った。



「もしもし??」

『あ、?私たち急用思い出しちゃって、帰らなきゃならなくなったから』

「えぇ!?」

『ごめんねぇ〜じゃあ、一馬くんと仲良くやってね!』

「ちょ、ちょっと!・・切れた」



どういうこと!?これから一馬君と二人っきりって・・・。



「なんだって?」

「急用思い出したから、帰るって」

「は!?ってことは・・」

「私たち、二人みたい」

「・・・・・」



初めてあって、二人きりって;どんだけの急展開なのよ!

でも、一馬くんかっこいい。もろ私のタイプ。って、んなことどうでもいいから!一馬君の気持ちを考えなさい!



「えっと、さん、だっけ?」

「う、うん」

「せっかくだし、遊びに行かないか?」

「え!?いいの!?」

「あぁ、俺もヒマだし、このまま帰るのもアレだし・・・//」



照れくさそうに頬を掻く一馬くん。そのしぐさがとっても可愛らしかった。

なんだか自然と笑みがこぼれる。初めて会ったのに、変なの。



「じゃあ行こっか!」

「おう」



一馬くんから告白されたのは、それから数日後だった。














-おまけ-

結人「なぁ、いいのか?いきなり二人っきりにしちまって」

「いいのいいの。一馬くんみたいなタイプ、めっちゃ好きだもん」

英士「初めからこれが目的で俺たちに声かけてきたってこと?」

「もちろん♪さすが、察しがいいね」



全ては親友の思うツボ。

























チャット会発生ネタ(笑)

花月